銅加工品カタログ
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銅バーの選定方法基準定格電流電流密度断面積(定格電流÷電流密度)100A以下225A以下400A以下500A以下2.5A/m㎡2.0A/m㎡1.8A/m㎡1.5A/m㎡40m㎡以下112m㎡以下222m㎡以下333m㎡以下銅バーの電流容量銅バー(主幹バー・ブスバー)に流れる電流容量は、銅帯の断面積によって決定されますので、必要とされる銅帯の選定を下記の計算で求めることができます。①電流容量の求め方 電流容量=銅バーの断面積×電流密度 例.銅バーの断面積が100m㎡の電流容量を求める場合は   電流容量=100×2.0A=200A(電流容量は200A以下となる)②電流容量の条件を満たす銅バーの断面積の求め方 銅バーの断面積=電流容量÷電流密度 例.電流容量を250Aとした場合に必要な銅バーの断面積を求める場合は   銅バーの断面積=250A÷1.8=139m㎡(断面積は139m㎡以上必要)※電流密度はJISC8480:キャビネット形分電盤規格によって、値が定められています。 但し、使用する銅バーの材質や環境によって電流密度の数値が異なることがあります。 上記の電流密度の数値は、キャビネット等の盤外の周囲限度温度を40℃とした場合に当てはまります。 また、銅帯の導電率96%以上の銅を使用している条件を満たす必要があります。 尚、材料の面取り、及び成形のため上記の電流密度は+5%の裕度を認める。 銅帯にボルト穴等があっても、その部分の断面積の減少が1/2以下である場合はこれを考慮しなくてもよい。断面積=t×wtw銅帯断面積

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